このセクションで学ぶこと
条件付き集計とは?
ワーク1:条件付き合計
ワーク2:商品名ごとの合計
まとめ

条件付き集計と自動抽出

スプレッドシート全体を使った「まとめ系の自動化」に挑戦してみましょう。

📚 このセクションで学ぶこと

このセクションでは、「条件に合うデータだけを集計する」という、実務でよく使う機能を学びます。

  • 条件付き集計の基本

    「〇〇だけ」の合計金額を出すなど、条件に合うデータのみを集計する方法を学びます

  • 「入金済み」だけの合計を出す

    ステータスが「入金済み」の注文だけを合計する関数を作ります

  • 商品名ごとの売上合計を出す

    同じ商品名ごとに売上を自動で集計する関数を作ります

🔍 条件付き集計とは?

条件付き集計とは、「特定の条件に合うデータだけを抽出して、合計や平均を出す」ことです。

例えば、注文データが100件あるとして、その中から「入金済み」の注文だけを合計したい場合、 手作業で1件ずつチェックするのは大変ですよね。 関数を使えば、この作業を一瞬で終わらせることができます。

実務でよくあるシーン

📊 売上管理

  • • 「入金済み」だけの合計金額を知りたい
  • • 「特定の商品」だけの売上を知りたい
  • • 「今月」だけの売上を知りたい

📈 レポート作成

  • • 商品カテゴリ別の売上を集計
  • • 担当者ごとの実績を集計
  • • 地域ごとの販売数を集計

💡 条件付き集計で使う代表的な関数

  • SUMIF関数:条件に合うデータの合計を出す
  • COUNTIF関数:条件に合うデータの個数を数える
  • SUMIFS関数:複数の条件を指定して合計を出す

これらの関数名を覚える必要はありません。ChatGPTに目的を伝えれば、適切な関数を提案してくれます。

✏️ ワーク1:「入金済み」だけの合計を出す

📝 やりたいこと

注文管理シートで、「入金済み」のステータスがついている注文だけの合計金額を出してみましょう。

全ての注文の合計ではなく、「入金済みだけ」の合計を知ることで、 実際に入金された金額を正確に把握できます。

想定シーン

  • G列に「ステータス」(入金済み / 未入金)が入力されている
  • H列に「金額」が入力されている
  • G列が「入金済み」の行だけ、H列の金額を合計したい

💬 ChatGPTに質問してみよう

以下のように、ChatGPTに質問してみましょう。

ChatGPTへの質問例:

「G列が"入金済み"の注文だけを合計する関数を作って」

🤖 ChatGPTの回答例

ChatGPTは、以下のような関数を提案してくれるはずです。

=SUMIF(G:G,"入金済み",H:H)

この関数の意味を分解すると:

  • 📌 G:G:G列全体を対象にする
  • 📌 "入金済み":「入金済み」という条件
  • 📌 H:H:H列(金額)を合計する

つまり、「G列全体を見て、"入金済み"と書いてある行のH列(金額)を合計してください」という意味です。

📋 スプレッドシートに貼り付けてみよう

この関数を、集計結果を表示したいセル(例:K2セル)にコピー&ペーストしてみましょう。 すると、自動的に「入金済み」の注文だけの合計金額が表示されます。

SUMIF関数の使用例。I2セルに「=SUMIF(G:G,

SUMIF関数で条件付き合計:「入金済み」のデータだけを抽出して売上を合計します

💡 ポイント

SUMIF関数を使えば、条件に合うデータだけを瞬時に集計できます。 「手作業で1件ずつチェック」していた時間が、一瞬で終わります。

✏️ ワーク2:商品名ごとの売上合計を出す

📝 やりたいこと

次は、同じ商品名ごとに売上を自動で合計してみましょう。

例えば、「商品A」が10回注文されている場合、その10回分の金額を自動で合計する、といった使い方ができます。

想定シーン

  • D列に「商品名」が入力されている
  • H列に「金額」が入力されている
  • 特定の商品名(例:商品A)の合計金額を知りたい

💬 ChatGPTに質問してみよう

以下のように、ChatGPTに質問してみましょう。

ChatGPTへの質問例:

「同じ商品名ごとに売上を自動で合計したい時の関数を作って」

🤖 ChatGPTの回答例

ChatGPTは、以下のような関数を提案してくれるはずです。

=SUMIF(D:D,"商品A",H:H)

この関数の意味を分解すると:

  • 📌 D:D:D列(商品名)全体を対象にする
  • 📌 "商品A":「商品A」という条件
  • 📌 H:H:H列(金額)を合計する

つまり、「D列全体を見て、"商品A"と書いてある行のH列(金額)を合計してください」という意味です。

📋 さらに便利な使い方

もし、複数の商品ごとの合計を一気に出したい場合は、以下のようにセル参照を使うとさらに便利です。

=SUMIF(D:D,M2,H:H)

このように、"商品A"の部分をセル参照(例:M2)にすると、 M2セルに商品名を入力するだけで、自動的にその商品の合計が表示されます。

この方法を使えば、商品リストを作って、それぞれの商品の売上合計を一気に出すことができます。

SUMIF関数を使った商品別集計の例。M3セルに「=SUMIF(D:D,M2,H:H)」という数式が入力されており、D列(商品名)がM2セル(商品A)と一致するデータを条件として、H列(売上)の合計を自動計算している様子。

商品別の売上集計:SUMIF関数で商品名を条件にして、該当商品の売上合計を自動表示します

🎉 おめでとうございます!

これで、条件付き集計の基本をマスターしました。 実務でよく使う「特定の条件だけを集計する」という作業が、一瞬でできるようになりましたね。

📝 このセクションのまとめ

皆さん、条件付き集計ができるようになりましたでしょうか?

  • SUMIF関数で条件に合うデータだけを集計できる

    「〇〇だけ」の合計を瞬時に計算できます

  • 「入金済み」だけの合計など、実務で役立つ集計ができる

    手作業でチェックする時間が大幅に削減されます

  • 商品名ごとの売上合計など、グループ別の集計も簡単

    レポート作成の効率が大きく向上します

次のセクションでは、さらに応用的な「複数シート連携」に挑戦してみましょう。 別のシートやスプレッドシートからデータを自動で取得する方法を学びます。

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