同じエラーが続く時の対処
① 実行ログを活用
② 別の原因を探させる
③ チャット切り替え

🔄 同じエラーが3回以上出る時の対処法

エラーが続く場合の3つの対処法を学びます

🚨 同じエラーが続く場合の基本的な考え方

同じエラーが3回以上続くときは、"同じ質問を繰り返す"のではなく、角度を変えて伝えるのがポイントです。 同じ聞き方を繰り返しても、ChatGPTは同じような回答しか出せません。

⚠️ こんな状況になっていませんか?

  • 同じエラーが何度も出る
  • ChatGPTの修正案を試しても改善しない
  • どうしたら良いか分からなくなってきた
1

実行ログを活用

エラー箇所を的確に指定する

2

別の原因を探させる

発想をリセットして依頼

3

チャット切り替え

記憶をリセットして再挑戦

💡 重要なポイント

この3つの方法を順番に試していくことで、行き詰まった状況を打開できます。 諦めずに、ひとつずつ試してみましょう。

① Apps Scriptエディタの「実行ログ」からエラー箇所を的確に指定する

GASエディタには、「実行ログ」という機能があります。 ここには、スクリプトの実行履歴やエラーメッセージが記録されています。 この情報を使って、エラー箇所をより具体的にChatGPTに伝えることができます。

📋 実行ログの確認方法

1

GASエディタを開く

Googleスプレッドシートやドキュメントから、拡張機能 → Apps Script を選択します。

2

左サイドバーの「実行数」アイコンをクリック

時計のアイコンが「実行数」です。ここをクリックすると実行履歴が表示されます。

3

実行履歴が表示される

各実行の日時、ステータス(成功/失敗)、実行時間が一覧で表示されます。

4

赤い文字のエラーメッセージ(TypeError...)を確認

失敗した実行をクリックすると、詳細なエラーメッセージが表示されます。

5

エラーメッセージの前後をスクリーンショット

エラーメッセージと、その前後の情報をスクリーンショットで撮影し、ChatGPTに送ります。

💡 Point

エラー内容に加えて、「どんな処理をしようとしていたか」を伝えると、 AIがより正確に修正できます。

💮

いい例

注文メールをスプレッドシートに転記しようとしたら、このエラーが出ました。修正してください。

[スクショを添付]

TypeError: Cannot read property 'getRange' of null at transferEmailsToSheet(コード:25)

② "別の原因を探させる"依頼に切り替える

同じ修正が空振りしたら、発想のリセットを頼みます。 ChatGPTに、これまでとは違う角度から問題を見てもらうことで、新しい解決策が見つかることがあります。

📝 プロンプト例

エラーが改善しません。別の原因がないか、前提や設計を水平思考で見直してください。

このように依頼することで:

  • ChatGPTは別の角度から問題を分析します
  • これまでと違うアプローチで解決策を提示します
  • コードの構造自体に問題がないか見直してくれます

📌 他のプロンプト例

「同じエラーが続いています。コードの根本的な設計に問題がある可能性はありますか?」

「このエラーが出る原因として、他に考えられる可能性をすべて列挙してください。」

「これまでの修正とは異なるアプローチで、問題を解決する方法を提案してください。」

💡 ポイント

「水平思考」「別の角度」「根本的な設計」などのキーワードを使うことで、 ChatGPTに新しい視点で問題を分析してもらえます。

③ チャットを切り替えて"記憶リセット"

同じチャットで何度も修正を繰り返すと、ChatGPTが過去の指示を引きずることがあり、 それが悪さしている可能性があります。

🔄 切り替える理由

同じチャットだと過去の指示を引きずることがあるので、 一回リセットするためにチャットを切り替えます。 これにより、ChatGPTがクリーンな状態で問題を見直すことができます。

🔵 パターン1:コードを修正する場合

1

現状を説明してもらう

現在のチャットでChatGPTに依頼します。

「エラーが起きている現状を説明してください。」

2

別のチャットを開く

新しいチャットを開始します。

3

コード全文とエラーの現状説明を貼り付け

前のチャットで出てきた情報を貼り付けます。

  • 前のチャットで出てきたコード全文
  • エラーの現状説明
4

「修正してください」と依頼

新しいチャットで修正を依頼します。

📝 依頼例

以下のコードでエラーが発生しています。

【コード】
[コード全文を貼り付け]

【エラーの現状】
[現状説明を貼り付け]

修正してください。

🟢 パターン2:コードの作り直し

1

ツールの全体像を書き出してもらう

現在のチャットでChatGPTに依頼します。

「このツールでやりたいことの全体像を詳細に書き出してください。」

2

別のチャットを開く

新しいチャットを開始します。

3

全体像を貼り付け

書き出してもらった全体像の詳細を貼り付けます。

4

「この要件を満たすGASを作ってください」と依頼

新しいチャットでゼロから作り直してもらいます。

📝 依頼例

以下の要件を満たすGoogle Apps Scriptを作成してください。

【要件】
[全体像の詳細を貼り付け]

💡 ポイント

この方法で、ChatGPTは過去の指示に引きずられることなく、 クリーンな状態でツールを見直したり、作り直したりしてくれます。

📝 このセクションのまとめ

皆さん、同じエラーが3回以上出る時の対処法について理解できましたでしょうか?

  • 実行ログを活用して、エラー箇所を具体的に伝えましょう
  • 「別の原因を探させる」依頼に切り替えて、発想をリセットしましょう
  • チャットを切り替えることで、ChatGPTの記憶をリセットできます
  • 同じ質問を繰り返すのではなく、角度を変えて伝えることが重要です

次のセクションでは、エラー修正の心構えについて学んでいきましょう。 わからないことがあれば、何度でも読み返してくださいね。

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