基本ルール
💮 いい例
⚠️ 悪い例
エラーメッセージが出た場合
修正コードの全文表示

💬 エラーやうまく動かない時の指示の出し方

ChatGPTに的確にエラーを伝える方法を学びます

💡 基本ルール

エラーが発生したり、ツールがうまく動かない場合、ChatGPTへの指示の出し方が非常に重要です。 曖昧な指示では、ChatGPTも適切な修正案を提示できません。

📌 意識すべき2つのポイント

1️⃣ 何が起きているかを具体的に伝える

「うまくいきません」ではなく、"どのくらい・どの部分が違うか"を伝えましょう。

2️⃣ 成功時の結果を先に伝える

ChatGPTが"正しいゴール"を理解しやすくなります。

💡 ポイント

この2つのポイントを意識するだけで、ChatGPTからの回答の精度が劇的に向上します。 具体的な例を見ていきましょう。

💮 いい例

以下は、エラーや問題を的確に伝えている良い例です。 具体的な数字と明確な説明がポイントになっています。

💮

いい例

今日の注文メールは5件あるはずなのに、4件しかスプレッドシートに入力されていません。

抜けているのは「注文番号:A1234」の分です。

成功時は、5件すべて(A1234〜A1238)が転記されるはずです。

✅ なぜ良いのか?

1

具体的な数字

「5件あるはずなのに4件しか入力されていない」という具体的な数字があることで、 ChatGPTは問題の規模を正確に把握できます。

2

どのデータが抜けたか明確

「注文番号:A1234」という具体的な情報があることで、 ChatGPTは特定のデータがなぜ抜けたのかを分析できます。

3

成功時の状態を明示

「5件すべて(A1234〜A1238)が転記されるはず」という正しいゴールを示すことで、 ChatGPTは修正の方向性を正確に理解できます。

🎯 結果

ChatGPTは、この情報を基に、なぜ1件抜けたのか原因を特定し、適切な修正案を提示できます。

⚠️ 悪い例

以下は、エラーや問題を伝える際に避けるべき悪い例です。 抽象的な表現では、ChatGPTも適切に対応できません。

⚠️

悪い例

なんか1件抜けてました。

うまくいかないです。

❌ なぜ悪いのか?

どのデータが抜けたのか不明

「なんか1件」という曖昧な表現では、どのデータが問題なのか特定できません。

正しい状態(ゴール)が伝わっていない

「うまくいかない」だけでは、どのような状態が正しいのか分かりません。

ChatGPTが状況を推測するしかない

情報が不足しているため、ChatGPTは推測で回答するしかなく、 的外れな修正案を提示してしまう可能性が高くなります。

⚠️ 結果

このような抽象的な指示では、ChatGPTは適切な修正案を提示できません。 何度も修正を繰り返すことになり、時間の無駄になってしまいます。

🚨 エラーメッセージが出た場合

エラーメッセージが表示された場合は、エラーメッセージ全文をコピーして、ChatGPTに送りましょう。 エラーメッセージには、問題の原因を特定するための重要な情報が含まれています。

📝 伝え方の例

以下のエラーが出ました。修正してください。

TypeError: Cannot read property 'getRange' of null at transferEmailsToSheet(コード:25)

エラーメッセージ全文をそのまま貼り付ける

どの行でエラーが出たか(コード:25)も含める

何をしようとしていたかを簡潔に伝える

💡 ポイント

エラーメッセージをそのまま貼り付けることで、ChatGPTは問題の原因を特定しやすくなります。 スクリーンショットを撮って添付するのも効果的です。

🔍 エラーメッセージの読み方

TypeError

エラーの種類を示します。「TypeError」は、変数の型が正しくない場合に発生します。

Cannot read property 'getRange' of null

エラーの内容を示します。「nullオブジェクトのgetRangeプロパティを読み取れない」という意味です。

at transferEmailsToSheet(コード:25)

エラーが発生した場所を示します。「transferEmailsToSheet関数の25行目」という意味です。

🔄 修正コードの全文表示をお願いする

ChatGPTにエラー修正を依頼すると、修正した箇所のみを表示してくれることがあります。 これはコードが長い場合に効率的ですが、初心者の方には「どこをどう修正したのか」が分かりにくいかもしれません。

😊 初心者の皆さんへ

修正された箇所がどこか分からなくても、全く問題ありません。私も最初はよく分からなかったので、ご安心ください。 「修正したコードを全文で表示してください」と依頼するだけで解決できます

全文表示を依頼することで、以下のメリットがあります:

✨ 全文表示のメリット

どこが変わったか探す必要がない:全体を見渡せるので安心です

コピー&ペーストが簡単:全文をそのままGASエディタに貼り付けるだけ

ミスが減る:部分的なコピーによる貼り付けミスを防げます

💮

いい例

以下のエラーが出ました。修正してください。

TypeError: Cannot read property 'getRange' of null at transferEmailsToSheet(コード:25)

修正したコードを全文で表示してください。

✅ なぜ良いのか?

1

明確な依頼

「全文で表示してください」という明確な依頼があるため、ChatGPTはコード全体を返してくれます。

2

初心者でも安心

どこが修正されたか探す必要がなく、返ってきたコードをそのまま使えます。

3

コピーミスを防げる

全文をコピー&ペーストするだけなので、部分的な修正による貼り付けミスが起きません。

⚠️

悪い例

以下のエラーが出ました。修正してください。

TypeError: Cannot read property 'getRange' of null at transferEmailsToSheet(コード:25)

❌ なぜ悪いのか?

全文表示の依頼がない

「修正してください」だけでは、ChatGPTは修正箇所のみを表示することがあります。

修正箇所を探す手間が増える

部分的なコードが返ってきた場合、どこに貼り付けるべきか初心者には分かりにくいです。

コピーミスのリスクが高まる

部分的なコードを手動で既存のコードに組み込む際、間違いが起きやすくなります。

💡 長いコードの場合のヒント

コードが非常に長い場合(100行以上など)は、以下のように依頼することもできます:

✓ 「〇〇関数のコードを全文で表示してください

✓ 「修正したファイル全体を表示してください

✓ 「function.gsのコードを全文で表示してください

このように、特定の範囲を指定することで、必要な部分の全文を効率的に取得できます。

📝 このセクションのまとめ

皆さん、エラーやうまく動かない時の指示の出し方について理解できましたでしょうか?

  • 「何が」「どう」違うかを具体的に伝えましょう
  • 成功時の結果を先に伝えることで、ChatGPTが正しいゴールを理解できます
  • エラーメッセージは全文をコピーして送りましょう
  • 修正コードは「全文で表示してください」と依頼することで、コピー&ペーストが簡単になります
  • 抽象的な表現ではなく、具体的な数字や情報を伝えることが重要です

次のセクションでは、同じエラーが3回以上続く場合の対処法について学んでいきましょう。 わからないことがあれば、何度でも読み返してくださいね。

次のセクションへ:同じエラーが3回以上出る時の対処法 →
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