このセクションで学ぶこと
関数とは?
関数とGASの違い
まとめ

関数とGASの違いを理解する

GASを学ぶ前に、まずはスプレッドシートの「関数」について理解を深めましょう。

📚 このセクションで学ぶこと

このセクションでは、実践に入る前の基礎知識として、「関数」と「GAS」の違いを理解します。

  • 関数とは何か

    スプレッドシートでできる「ミニ自動化」の仕組みを学びます

  • 関数とGASの違い

    それぞれの得意なこと、動く範囲の違いを理解します

  • どちらを使うべきか

    場面に応じた適切なツールの選び方を学びます

🔢 関数とは?

スプレッドシートの中でできる「ミニ自動化」

関数とは、スプレッドシートのセルの中で動く、小さな自動化プログラムです。 皆さんも「=SUM(A1:A10)」のような関数を使ったことがあるかもしれませんね。

関数を使うと、以下のような作業を自動化できます:

  • 📊 計算する:合計、平均、割合などを自動で計算
  • 🔍 データを探す:特定の条件に合うデータを見つける
  • データを整える:文字列の結合、日付の変換など

💡 関数の特徴

  • セルに「=」で始まる式を書くだけで使える
  • プログラミング知識がなくても使える
  • 単純な作業なら、すぐに自動化できる
スプレッドシートでSUM関数を使用している例。セルA9に「=SUM(A2:A7)」という数式が入力されており、売上データの合計を自動計算している様子を示しています。

SUM関数の使用例:セルA9に「=SUM(A2:A7)」と入力すると、A2からA7までの数値の合計が自動で計算されます

関数とGASの違い

「関数」と「GAS(Google Apps Script)」は、どちらも自動化ツールですが、 できる範囲と動く仕組みが大きく異なります

それぞれの違いを見ていきましょう。

1 動く範囲の違い

📊 関数

「セルの中」で動く

関数は、書かれたセルの中でのみ動作します。 他のセルのデータを参照することはできますが、 基本的には「そのセル内で完結する処理」です。

⚙️ GAS

「Google全体」で動く

GASは、スプレッドシートだけでなく、Gmail、Googleドライブ、 Googleカレンダーなど、Google全体のサービスを横断して操作できます。

2 自動化の深さの違い

📊 関数

「1セル」の処理

関数は、基本的に「1つのセル」で1つの処理を行います。 複数のセルに同じ関数をコピーすることはできますが、 「複数の工程を順番に実行する」ことは難しいです。

⚙️ GAS

「複数の工程」を連続実行

GASは、「①データを取得 → ②加工する → ③メールを送る」のように、 複数の処理を順番に実行できます。 まるで「自分の代わりに作業をしてくれるロボット」のようなものです。

3 作り方の違い

📊 関数

「セルに直接書く」

関数は、セルに「=SUM(A1:A10)」のように直接書き込みます。 非常にシンプルで、すぐに使い始められます。

⚙️ GAS

「コードで指示する」

GASは、専用のエディタで「スクリプト(プログラム)」を書いて動かします。 プログラミング言語(JavaScript)を使いますが、 生成AIがサポートしてくれるので安心です。

📋 関数とGASの比較まとめ

比較項目 📊 関数 ⚙️ GAS
動く範囲 セルの中 Google全体
自動化の深さ 1セルの処理 複数の工程を連続実行
作り方 セルに直接書く コードで指示する
難易度 簡単 中級(生成AIでサポート)
得意なこと 簡単な計算・データ抽出 複雑な自動化・外部連携

💡 どちらを使うべき?

簡単な作業なら「関数」、複雑な作業なら「GAS」という使い分けがおすすめです。

  • 関数で解決できることは、まず関数を試してみましょう
  • 関数では難しいと感じたら、GASに切り替える
  • このウォーミングアップで、関数の実力を体験してみましょう

📝 このセクションのまとめ

皆さん、関数とGASの違いについて理解できましたでしょうか?

  • 関数は「セルの中」で動くミニ自動化

    簡単な計算やデータ抽出に向いています

  • GASは「Google全体」で動く本格的な自動化ツール

    複数の工程を連続実行できる強力なツールです

  • まずは関数を試し、難しければGASへ

    状況に応じて使い分けることが大切です

次のセクションでは、実際にChatGPTを使って関数を作成してみましょう。 「ちょっとした自動化なら関数で十分」ということを体験してみてくださいね。

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